以前白樺の大木が被害に遭ったことがあり、見た瞬間にピンときた。「これはカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)の被害だ」と。
その白樺の木は悲しいことに枯れてしまった。イチジクの木も同様になりかねない。早く駆除しなければ。
以前買った住友化学園芸 殺虫剤 新園芸用キンチョールE エアゾールが残ってるんだけど、ノズルを紛失して使えないのでAmazonで新しいのを注文した。ノズルは古いのにも付け替えて使える。長いノズルは詰まりやすいので気を付けたほうが良いらしい(噴射しながら穴にいれると詰まりにくいらしい)。
使ってるうちに先端も曲がってしまった。
住友化学園芸 殺虫剤 新園芸用キンチョールE エアゾールに書いてある噴射イメージはこんな感じ。
穴に入れてつつく針金は昔ダイソーで買った亜鉛メッキ加工のスチール針金Φ1.6mmを使ったけど、これは使ってるうちにクネクネ曲がってしまって良くなかった。もっと強くて太い針金のほうがいい。
ちなみに以前切った枝の各所にこんな風な丸穴があいていて、これがカミキリムシ侵入のきっかけになったのかと思ったが、ホムセンで売っている市販の接ぎ木苗にもこういった穴があいていたのでこれは関係ないみたいだ。
すべての木屑を取り払い、穴という穴すべてに針金を奥深くまでつっこんでグサグサと突き刺す。そしてキンチョールの細いノズルを噴射しながら穴の奥までつっこんで薬剤が逆流して吹き出してくるまで噴射する。また30cm離れた場所から短いノズルで幹全体にもキンチョールを噴射する。1回の噴射は30秒以内、噴射ごとに缶を振る。
この穴は浅いのでノズルも奥まで入らず薬剤もすぐ流出する。
こっちは幹の中枢までカミキリムシに食い尽くされた穴。内部がスカスカになっているので、上から薬剤を注入すると下の穴から薬剤が流れ出てくる。恐ろしい…
針金をグサグサ突き刺している最中に針金と一緒にスポッと白いものが穴から弾け飛んできた。うわー正体を見てしまった!これがカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)だ!本物を見たのは初めてだ…。何度も穴に針金をさしてグサグサしたので既に死体となってぐちゃぐちゃに潰れている。穴の数・木屑の量から考えるととても1匹だけとは思えないんだけど、外に引きずり出せたのはこれ1匹だけだった。殺虫剤の効果というよりも、針金直挿しで死んだだけだろう。
とりあえず今回はこれで完了。しばらく様子見する。木屑が出なければ穴を塞いでしまった方が良いかも。もっと情報収集しなければ。
テッポウムシを駆除している最中に、未熟な実が落下してしまった。熟してないから美味しくないんだけど、イチジクの実ってきれいだな。
こちらは結実中のザクロの実。
こちらはお茶にするつもりで干した柿の木の葉。柿の木の葉でお茶って作ったことないんだけど、これを蒸せばいいのかな?ネットの写真見るとここまで茶色い葉は少ないみたいだけど、干しすぎたか?