10/14~10/17
参考:東京国際ファンタスティック映画祭 – Wikipedia
Sankou :新宿TOKYU MILANO – Wikipedia
表紙絵は井上三太
ミラノ座って、客席数1288で、国内最大の映画館らしい
トークショー・ゲスト:絵津久秋(監督)、丸尾末広(原作・体調崩し欠席)、犬神凶子(犬神サアカス團)、いとうせいこう
悲しい事に、少し遅れて到着してしまい、ゲストの紹介を見逃した・・・。丸尾末広が体調崩し欠席は残念。
客入りは盛況で、こんなに大勢の人が一堂に会して背徳的でアンダーグラウンドなアニメ映画を見るのかと不思議なくらい。会場はにぎやかで明るい。まあ映画のお祭りだし。
上映されたのが大ヒット御礼のハリウッド映画じゃなかっただけ。
アニメ映画の音楽担当は寺山修司作品でも有名なJ・A・シーザー。丸尾末広と寺山修司が直接つながりがあったのかは知らないけど、この場では両者の境界がまったくわからないような雰囲気だった。
※追記:寺山修司は丸尾末広の存在を知っていたらしい。
参考:寺山修司は天井桟敷のポスター画を丸尾末広に依頼しようとしたことがある – 惚れたといったら嘘になる恋といったら笑うだろ
舞台脇に球体関節人形が置いてあった。作者はよく分からないが、たぶん清水真理さん…?それから見世物小屋の看板美術と。
清水真理・ストロベリーフィールズ
「少女椿」の原作漫画は読んだことがないのだけど、「夢のQ-SAKU」を中学生の頃に親に隠れてこっそり読み衝撃を受けて気分が悪くなったりしていた。高校生の時に丸尾末広を持ってるのが親にバレるとまずいからという理由で作品集か何かを友達から預からされたこともあった。それらに比べると少女椿はグロ描写や過激成分が控えめで女性でも抵抗なく鑑賞できそうだし、主人公がみどりちゃんという可愛い女の子なのも感情移入しやすい雰囲気。丸尾末広作品というと、それまで自分の中ではバタイユ眼球譚をもっとグロテスクにしたような泥臭いイメージばかりがあったのだけど、「少女椿」ではお洒落っぽさやキャッチーな雰囲気が備わった感があるなーと思った。
変なたとえかもだけど、林静一の小梅ちゃん、丸尾末広のみどりちゃん、内田春菊のでんこちゃんみたいに、イラストレーターや漫画作家が売れるには、わかりやすくて親しみやすくてキャッチーなキャラクターが一人二人いた方がいいのかもしれないなー。
▼館内展示のセル画
▼もらったパンフ類の宣伝文。日本で出せないものを海外でDVD化するらしい。
ヨーロッパ発!地下幻燈劇画 少女椿DVD 「MIDORI」
●あの幻の作品「少女椿」がいよいよヨーロッパ限定でDVD発売されるらしい。霧生館(きりゅうかん)主宰・絵津久秋氏によると「本作品は日本で公開されたものの再編集版で四ヵ国字幕付きです。フランスと共同制作です。日本での販売は、勿論ありません。輸入ビデオショップなどには出てくるので、見つけて買ってください。」 少女椿ファン倶楽部「みどり」拾四号 平成十六年十月吉日 赤猫座発行 より
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